この記事は「現代経済学の直観的方法 長沼伸一郎氏著」という本を読んだ感想を記載します。
きっかけ
経済学のことが何もわかっていないので読んでみました。
感想
この本は下記の構成で記載されています。
第1章 資本主義はなぜ止まれないのか
第2章 農業経済はなぜ敗退するのか
第3章 インフレとデフレのメカニズム
第4章 貿易はなぜ 拡大するのか
第5章 ケインズ経済学とは何だったのか
第6章 貨幣はなぜ増殖するのか
第7章 ドルはなぜ国際経済に君臨したのか
第8章 仮想通貨とブロックチェーン
第9章 資本主義の将来はどこへ向かうのか
おわりに
特に印象に残ったポイント3点を紹介します。
1つ目は、物理学者が書いた理系向け?の入門経済学の本らしく、理系の言葉が多めで説明されている。(たとえば「相転移」とか)
おそらく状態が変わったという意味で使ってると思います。
2つ目は、まず経済学の骨子として大切な部分を説明しているので全体感を掴みやすいと思います。
3つ目に本の内容としては、非常に簡単なモデルで考えると、貯蓄と投資(設備投資)はイコールになっていて、資本主義はとんでもない経済成長を続けないといけないやばいシステムだということらしいです。
(だから仕事がめちゃくちゃ多いのか)
仕事がこなせる量に設計(?)されていないのは資本主義のシステムから来るものなのかと思った。
まとめ
筆者は物理学者だそうですがここまでの本を記すには経済学について大変調査されたのだと思います。
理系が経済学の大枠を掴むのに良い本だと思います。
以上簡単ですが、まとめてみました。
コメント